中江藤樹
神戸新長田のメンズ専門美容室infinitoの母ちゃんこといっちゃんのブログ146日目
昨日、板宿の井戸書店で毎月行われている大人の人間学塾の参加メンバーで
滋賀県の安曇川(あどがわ)というところに出掛けた。
目的は、人間学塾の第1回目での課題図書「代表的日本人」に出て来る
江戸時代の儒学者中江藤樹(なかえとうじゅ)が 41歳の若さで亡くなるまで
沢山のお弟子さんに 人の道を学ぶ場を持たれ、
お弟子さんたちが藤樹先生の教えを遺す為に建てられた藤樹書院をはじめ
中江藤樹記念館などを訪ねて歴史に触れることだった。
「五事(ごじ)を正す」
「儒学」と言われてもインフィニィトのスタッフは何かわからないと思う。
でも、安心してください。難しくないよ(笑)
人間が生まれながらに持っている美しい心を持ち続けるために
次の五つの事(=五事)に氣をつけなさい 、と言われている。
「貌(ぼう)」・・・和やかな顔つきをする
「言(げん)」・・・思いやりのある言葉で話しかける
「視(し)」・・・澄んだ眼で物事を見つめる
「聴(ちょう)」・・・耳を傾けて人の話を聴く
「思(し)」・・・真心をもって相手を思う
「愛敬(あいけい)」
そして、藤樹先生は学びの場に「愛敬」という言葉を掲げて
みんなの心に刻むように言われた。
愛敬とは、すべての人に真心を持って親しみなさいということ。
親兄弟はもちろんのこと、
上を敬い(うやまい)下を侮らない(あなどらない)心を持つことで、
優しく豊かで奥深い人生を送ることができるんやで、ということだ。
300年以上たった今でも、歴史の教科書で子供たちが習い道徳の時間でも習っている
日本人の優しさを、これから先の300年では日本だけじゃなく世界中に
伝えていかないとね。
インフィニィトのスタッフは、お客さんや自分の友達、家族に
伝えていってな~!!(^^)/
146日目。
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