瀬戸内寂聴さん
神戸新長田のメンズ専門美容室infinitoの母ちゃんこといっちゃんのブログ163日目
瀬戸内寂聴さんの秘書の瀬尾まなほさんの本を読んだ。
寂聴さん95歳 まなほさん29歳と、二人の年齢は66歳離れている。
お寺のことも瀬戸内寂聴という作家のことも、知識が無いまま7年前に秘書になり
朝起こして朝食の準備から夜ふとんに入るまで毎日寂聴さんのお世話をしているまなほさん。
寂聴さんはお坊さんやのに、ニンジンが嫌いやからと残したり
あれは嫌だとかこれはキライとかわがまま放題で人の悪口は言うし
まなほさんが寂聴さんに似合うと思ってプレゼントした洋服を、
貰ってしばらくして、当のまなほさんに「これ、着ないからあげるわ」
と言ってしまったりするらしい。
他にも色々と、普通ならキレて「もうやってられません!」と
なりそうなエピソードがいっぱいあるのだけれども、
まなほさんにとって寂聴さんは愛おしくて仕方がない存在になっちゃった。
「ストレートな愛」
寂聴さんは26歳の時に不倫の末、4歳の娘を捨てて家を出た。
その後小説家への道を進みながらまた違う男性と不倫関係になったりしつつ
流行作家になり、人気絶頂の51歳の時に出家した。
今も、芸能人の不倫の話になると
「なんで不倫しちゃいけないの?好きになる、って雷に打たれるようなものなのよ。
だから、それを避けるか打たれるかだけなのよ」と言ってのける。
それに共感した人々が日本全国から寂庵に集まってきて寂聴さんの話に涙を流している。
「人生100年」
ワタクシいっちゃんは、
「離婚した人って、信用できない。だって、人と人との最大の約束事を
守れない人が他の約束を守れるはずが無いから。」と言ってきた。
でも最近寂聴さんの本を読んだり、色んな方々と出逢って
「この人の話は奥が深いな~」と興味を持った人が、バツ2だったりして
考えが変わりそうになってる。
人生長いんやから、人殺し以外なら何でも好きにしてもいいかな・・・
なんて思いかけている。
ま、今は結構好きにしてるんやけどね(笑)
お金をいっぱい稼いでても、なぜか不幸せそうな人を見ると
「やりたいことと違うことをやってるのかな~・・・?」と思ってしまう。
無責任に言おう。
「やりたいことやって、イイですよ(^^)/」fromいっちゃん。
163日目。
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