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コミュニケーション

神戸新長田のメンズ専門美容室infinitoの母ちゃんこといっちゃんのブログ130日目

インフィニィトをコジマ師匠と立ち上げた17年前は
今みたいに予約を取る、という発想が無かった。
お客さんは来店順にしていくので、待合の椅子で2時間3時間待ってもらってた。

その時はスマホも無いので、みんな少年ジャンプやヤングマガジン、フライデー、
週間実話、デイリースポーツ
そしてマンガのシリーズ物のゴルゴ13や花の慶次、タフ・・・
そんなのを読みながら、缶コーヒーを飲んだりタバコを吸ったりして
待ってくれていた。

今は、予約の時間が決まってるからそれほど待合で待ってもらうことも無いし
みんなスマホを持ってるから「雑誌」とか「マンガ」を置いてても
ほとんど広げる人は居なくなってしまった。
「歩きスマホ」が問題になってるが、以前は道を歩きながら
少年ジャンプを読んでる男の人(オトナ)を時々見かけたよな・・・。
駅の近くの路上で1週遅れのジャンプを100円で売ってたり・・・。

「本屋さんは大変やなぁ!」

インターネットが普及して、デジタル化が進んで
何でもアマゾンや楽天で買えるようになってしまった。
本や雑誌もデジタル化してたり、紙の本を買う時もネットやコンビニで買う人が増え
「町の本屋さん」てのが無くなってきた。
これを読んでる人の近所でも「あの本屋さんいつの間にか無くなったなー。」って店が有ると思う。

それでも、頑張って生き残っている町の本屋さんは存在する。
無くなった店と生き残った店、何が違うのかな・・・?

「カウンセリング化粧品」

男の人は知らないかもしれないけれど、ドラッグストアに行くと
化粧品売り場に「カウンセリング化粧品」というのがある。
はっきりとした定義はわからないが、おそらく美容部員の人がお客様の肌質などを診断してその方に合う化粧品を選んでさしあげる化粧品のことじゃなかろうか。
ということは、「非カウンセリング化粧品」はお客さんが自分で勝手に判断して選ぶ化粧品。
肌のことや化粧品のことを勉強してて、自信をもって自分で選ぶことが出来るって人はいいかも知れないが
ほとんどの人はシロウトやから、
「美容部員の人に高いやつ勧められたら嫌やなぁ」と思って自分で選ぶと
失敗して買い直したり、気に入らないまま仕方なく使ってたりする。

「コミュニケーションには価値がある」

本屋さんに話は戻るが、生き残っている本屋さんは
「カウンセリング出来る本屋さん」かも知れない。
美容部員さんのように、こんな事を求めてる人にはこの本、みたいに選んでくれる。
そして、今の時代に生きてる人たちが読んだら
世の中が良くなるやろなあ、という本を紹介してくれる本屋さんとか。

そういうことが出来る、美容部員ならぬ書籍部員さんに必要な能力って
なんやろか?

ワタクシいっちゃんは、やはり「コミュニケーション能力」やろなって思う。
相手の懐に飛び込んでいって、その人が感じてること思ってることをキャッチして
「はい、コレ(笑)」と言ってくれる店員さんがいたら、
一生そこの本屋さんに行くわ(笑)

インフィニィトでもシャンプーやスタイリング剤やらも販売しているが
同じ商品をアマゾンや楽天で売ってる。
しかも、安く売ってる。
全く同じ商品やったら安い方がフトコロに優しいに決まってる。
でも、アマゾンや楽天はカウンセリングはしてくれない。
前はこのワックスが良かったけど、ずっと同じのがいいとは限らない。
同じ理美容室に通っている人は
お店の理美容師がその人の髪質、肌質の変化やヘアスタイルの変化を把握しているはず。
当の本人以上にわかっているはず。

ひとり一人のお客様の髪質、肌質を「わかっている理容師が選ぶ」ということに
価値を感じてもらえるように
ネットで買うのとの差額以上の価値を「コミュニケーション」で感じてもらえるように

みんな~頑張ろね(^^)
130日目。

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