「ひょっとこの作り方」知りたい?

「ひょっとこの作り方」知りたい?

神戸新長田メンズ専門美容室infinitoの母ちゃんこといっちゃんのブログ

ホサナ

「ひょっとこの作り方」知りたい?
どう思う?
ひょっとこは色々便利に使えるねん。あの、ひょっとこの口は
元々、身を守るために穢れた粉塵を吹き飛ばすもので・・・
あ、テレビの画面やらテレビの台にうっすら積もったホコリ。
そんなもんを吹き飛ばしてくれますしね。・・・
てな文章もあったりするヘンテコな小説を読んだ。
「ホサナ」 作者 町田康(まちだ・こう)。
692ページおそらく60万文字くらいある長編小説。
このねぇ、町田康さんって人がワタクシいっちゃんは好きやねん。

マトモじゃない

小説の内容やテーマはかなり重苦しく深い意味をもって考えさせられる
難しいと言えば滅茶苦茶難しい小説なんやけれど、
はじめに書いた、ひょっとこの話。とか
主人公の「私」と「犬」がテレパシィ?で会話してます、
犬つながりで参加したバーベキューに突然「光の柱=栄光」が現れて
主催者の舵木禱子が10メートル以上に巨大化して参加者を次々と殺していき・・・
次の瞬間、何事もなかったように白ワインと蒸しずしを喰らっている・・・
「犬芝居」の会場に行くために地下へどんどん降りて行ったら
死んだひょっとこが大量に詰まっていて・・・
もうね。訳が分からない悪夢の世界に迷い込んだような。
でも、笑える(笑)声出して何回も笑った。
町田ワールド恐るべし町田ワールド。(2回言うてみた)

おかしなことがおかしくない、ことになってる世の中

たぶん「こんな気色の悪い小説嫌いやわ。」というマトモな人は多いと思う。
まあ、何がマトモで何がマトモじゃないのか。

昔は道を歩いてると、あちこちに犬の糞が落ちててたまに踏んだり
野良犬も結構居てて、今思うと環境局の職員の人が車で野良犬を集めて連れて行ってて
当時おかあちゃんは「犬捕りの人」と呼んでいた。
電車の中でも当たり前にタバコをおっちゃんたちが吸うて、床にほかしてたし
その時はそれがフツーやと思ってたけど、今思えば
マトモじゃないな。
今は野良犬もいてないし、マトモっぽいけど別の部分では
なんじゃあコラ~!?ってことがフツーに流されてる。
食べるものが無い、着る服も無い、住む家も無い、そんな人が居る一方で
食べ放題やらバイキングや言うてバカスカ食べてバカスカ残してバカスカほかしてる。
そら、ひょっとこも詰まるわ・・・。

最終的にテレパシィ

 主人公の「私」は食べるものも着る服も住む家も名声も手に入れて
「栄光」に入ったけど、そこには
「愛」は無かった。
最終的にこの病んだ「私」の心を救ったのは「私の犬」とのテレパシィなのか?
全くもって「栄光」って何の意味があるのか?
「ホサナ」とは、「救いたまえ」という祈りの言葉らしいが
何から救われたい、と思うのやろうか・・・?
今、自分が「ホサナ」と祈るとしたら。
101日目。

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